地元の銀行の口座を解約してきました。
若い頃から取引がある、地元に愛されている銀行です。
ここに住むなら、当然持っておくべき銀行の口座です。
ですが、でももう付き合う気はありません。
取引がないと、年会費がかかるので解約です。
数か月前に、銀行に問い合わせをしました。
女性の行員が電話に出ました。
その方が、あんまり態度が良くありませんでした。
聞く対象が違っていた、私にも落ち度があります。
気分を害したので、やめる決断をしました。
丁度その時、三井住友カードの審査が通ったのは、本当にありがたかったです。
決断をしてから支払先を変更したり、解約するのになんだかんだで3か月かかりました。
解約用紙に記入していると、行員から意外な言葉が飛び出してきました。
「〇〇支店に口座がありますよね」
私は30年前同じ県内で、自宅から100キロ離れた場所で働いていました。
会社に就職したときに、〇〇支店に口座を作りました。
会社をやめて実家に戻る時に、残高数百円だし、口座を解約しませんでした。
○○支店の残高を、なんと払い戻しすると言うのです。
数年前にその銀行の行員に言いました。
「○○支店にある残高を払い戻しできますか?」
そしたら行員はこう答えました。
「解約したいなら、通帳と印鑑を持って○○支店で手続きして下さい」
数百円を取り戻すために、往復200キロを運転するなんて、とてもできません。
通帳も印鑑もどこにあるかわからないし、とても無理です。
支店は違いますけど、同じ銀行です。
○○支店の口座にあるお金は、わずかであっても私の物です。
私は、これっぽっちもだましてお金を取るつもりはありません。
ただ自分のお金を返して欲しいだけなのです。
ところが行員は、決まりだからと言って、なんぼ言っても返してくれませんでした。
あの時は、銀行に不信感を抱きました。
それがなんと、お金を返すって言うんですもの、驚きを通り越して何だか拍子抜けしました。
数百円ですが、お金を返していただき感謝しています。
印鑑も通帳も必要ないし、これからはネット銀行としか付き合いません。
本日やっと地元の銀行を解約できて、心に突っかかっていた物が、取れた気がします。
もし私にお金があるのなら、ここにはいません。
すぐにでも引っ越します。
解約が済んだので、銀行口座を気にすることなく、移住できるようにはなりました。
」
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